ビルド

ANTのセットアップ

http://ant.apache.org/ からダウンロードして ANT をセットアップします。

ファイルを展開

archtea-0.5.2-src.zip からダウンロードします。そしてダウンロードしたファイルを unzip などで展開します。
  $ unzip archtea-0.5.2-src.zip
  Archive:  archtea-0.5.2-src.zip
     creating: archtea-0.5.2/
     creating: archtea-0.5.2/src/
  ...
archtea-<バージョン> に移動します。
  $ cd archtea-0.5.2

ソースをビルド

  $ ant
うまく、ビルドができれば、build/lib/archtea.war ファイルが作成されています。 インターネットにアクセスする際に、Proxyサーバを経由する必要がある場合は、 build.propertiesファイルに次のエントリを含めます。
  ------ build.properties ------
  proxyhost=proxy.domain
  proxyport=80
  ------ end of build.properties ------

デフォルトの設定ファイルの取得

このファイルを ${TOMCAT_HOME}/webapps にコピーするなどでwarファイルをTomcatから利用 出来るようにします。そして http://tomcathost:port/archtea/ にアクセスします。 問題が無ければ、最初にアクセスすると、${TOMCAT_HOME}/webapps/archtea-config というディレクトリにデフォルトの設定ファイルが作成されます。それを修正して利用します。

参照するディレクトリ(フォルダ)の設定

デフォルトの設定ファイルが作成されたら、一度 tomcat を停止させます(起動したまま 編集しても問題は発生しないと思うけど...)。 以下での設定は、${TOMCAT_HOME}/webapps/archtea-config にあるファイルに対する編集です。 folder-config.xml を開き次の個所に値を設定します。
  <root-path path="ディレクトリを指定">
例えば、
  <root-path path="/home/archtea/archives">
のように指定します。 もし、zipファイルなどの拡張子を表示しないようにする場合は、次のプロパティをtrueに します。
  <property name="archtea.config.hideArchiveExtension" value="true"/>
とします。(これらのオプションは、名前がかぶるような場合は、有効になりません。) また、zipファイルの直下に1つのフォルダのみしかない場合に、隠す場合は次の ように、設定をします。
  <property name="archtea.config.hideArchiveOneSubdir" value="true"/>
これは、hoge.zip というアーカイブがあって、hoge/foo/bar.txt となっている場合に、 falseだと、hoge.zip/hoge/foo/bar.txt と画面上で表示される為、冗長に見えます。 hoge という階層の最初のエントリが1つだけの場合に表示しないようにします。

インデックスの設定

search-config.xml を開き、<index path="../archtea-index"/> の個所に 実際のディレクトリを指定します(変更しない場合は、${TOMCAT_HOME}/webapps/archtea-index に作成されます。)。このディレクトリに、後で、archtea-indexer.jar を実行したときに、インデックスファイルが作成されます。 ローカルファイルに対してインデックスを作成し利用する場合は、デフォルトで作成 されているように利用するフォルダ名や、インデックスファイルの場所、 <search-config name="serachName"> に名前を設定します。この名前は、必ず他と異なる名前を設定します。この名前が、 ブラウザに表示されます。(このときの表示文字列は、リソースファイルで指定 できるようにする予定です。) また、外部のOpen Search を利用したい場合は、次のようなエントリを入れます。 気をつける点は、XMLファイルなので、QueryStringのパラメータ区切りの & は、 & と表現する必要があるところです。path で指定するファイルは、キャッシュ 先のファイルです。一度アクセスして、Open Search Description 1.0 が保存されます。
  ... (省略) ...
    <search-config name="main">
        ... (省略) ...
    </search-config>
    <search-config name="main2">
      <open-search-description>
        <path>main2-opensearch-description.xml</path>
        <url>http://localhost:8080/archtea/web/search?path=%2F&amp;format=osd10&amp;target=main</url>
      </open-search-description>
    </search-config>
  ... (省略) ...

インデックスの作成

Indexerプログラムは、 ${TOMCAT_HOME}/webapps/archtea/WEB-INF/lib/archtea-indexer.jar を利用して、次のように呼び出します(今後、オプション等を変更する予定です)。
  $ java -jar ${TOMCAT_HOME}/webapps/archtea/WEB-INF/lib/archtea-indexer.jar archtea-config.xml
  ... (省略) ...
  Adding ファイル名
  Optimizing...
  792 total seconds
  Skip indexing for main2
このような感じで、表示されれば終了です。main2 がスキップされているのは、 これが、外部のOpen Search Description を参照している設定の為です。そのような 場合は、インデックスを作成する必要が無い為、このようになります。

Tomcatを再起動する。

  $ cd ${TOMCAT_HOME}/bin
  $ ./startup.sh

サイトにアクセス

${TOMCAT_HOME}/logs/catalina.out で特にエラーが発生するわけでもなく起動できたら もう一度アクセスします。(ホスト名,ポート番号は環境に合わせてください)
  http://localhost:8080/archtea/